起業後の初年末調整
自分用メモ。
やったこと
送られてきた書類にスケジュールと必要書類が書いてあったので、それに沿って行なった。(画像左側を見ればやることがだいたいわかる。)
従業員作業
- 控除証明書の電子データ受け取り。
- マイナポータル連携 (opens new window)なるものを利用した。
- 生命保険、地震保険など
- 住宅ローン控除だけ電子データでもらえなかったので、後述の年調ソフトでは手入力した。
- 年調ソフトを使って控除額の入力/確認
- 最後に年調ソフトでxmlとPDFを出力して完了。
会社側作業
- 年末調整計算シート (opens new window)の作成
- 源泉徴収簿と年調ソフトで出力したPDFの内容を入力していく。
- 各種金額をひとまとめに見れるので頭の整理がしやすい。
- 源泉徴収簿 (opens new window)の作成
- 「源泉徴収簿」と「源泉徴収票」は名前が似てるが別物。
- 正直計算シートで足りると思うが、頭の整理用にこっちも作成しておいた。
- 上記の計算で過納額が発生していたため、12月給与で一部還付。
- 還付額が源泉徴収の預かり金では足りなかったため、残りは後述の還付請求を行う。
- 所得税徴収高計算書(納付書)の作成・提出(e-Tax)
- 納期の特例のため、翌年1月20日までが納付期限
- web版だとやりかたが不明だったので、DL版で行った。
- 追記) 過去記事 はじめての源泉徴収の納付(e-Tax) にwebのやり方あった。
- メモ)特例の場合の期間は7/1~12/31
- 追記) 過去記事 はじめての源泉徴収の納付(e-Tax) にwebのやり方あった。
- 今回は過納で12月給与支払い時に預り金を全額還付だったので、0円の納付書を提出。
- メモ)
- 支給額:7~12月までの金額(健康保険などの控除前金額)
- 税額:7~12月までの預かり金額
- 年末調整による超過税額:税額と同じ金額。これにより本税が自動計算で0円になる。
- メモ)
- 給与支払報告書及び源泉徴収票の一括作成・提出(eLTAX)
- 受付は1月4日から
- 法定調書合計表や総括表も一緒に作成された
- 給与支払報告書及び源泉徴収票
電子的提出一元化 ガイドブック (opens new window)の「8.2.2 給与支払報告書及び源泉徴収票の直接入力による作成」を参考に実施。
- 超過分の還付請求 (opens new window)(e-Tax)
- 預かり金で足りなかった還付金を請求する。
- 後日、税務署から添付書類として以下の書類を要求されたので郵送で送付
- 計算シート(Excel)
- 源泉徴収簿 令和5年分
- 源泉徴収簿 令和6年分(現時点での内容で良いとのこと)
- 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書兼住宅借入金等特別控除計算明細書
- 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
- 3/15に還付金の振込確認
感想
- 全部家で完結できる時代に生まれてよかった。
- 還付請求に関しては認識があってるか不安だったので税務署に確認したが、問題なさそうだった。
- これでひとまず設立から1年分の行事を一通りやったと思う。少しほっとした。
以上。